中古のパーツだけでパソコンを自作するときに注意すべき点

電源だけは新品のものを使うのが無難

中古のパーツだけでパソコンを自作する場合の注意点には、どういったものがあるでしょうか。まず、一番注意したいのは電源です。中古のパーツはすべて経年劣化していると考えた方がいいですが、中でも特に劣化しやすいのが電源だからです。電源には容量が設定されていますが、使えば使うほど容量は減っていきます。たとえば容量500Wと記載されている電源であっても、中古の場合、300W程度の容量しかないこともあり得るのです。容量が少ない電源を使うと電気が足りなくなり、パソコンが動作しないということが起こりえます。電源の容量不足という事態を避けるためには、電源だけは新品を選ぶのが無難でしょう。

パーツのファンについたほこりは組み立て前に拭き取る

CPUやビデオカードなどのファンにほこりが付着している場合もあります。ほこりは組み立て前にできるだけ拭き取るようにしましょう。ほこりがついたままでも基本的にファンは回りますが、冷却性能は確実に落ちてしまいます。そうすると、CPUに熱が溜まって熱暴走と呼ばれる不具合を起こしたり、あるいは故障につながりかねません。また、湿気を含んだほこりがマザーボードなどに落下することによってショートすることもあり得ます。

CPUを取りつける部分のピンに注意

CPUは電源と違って長く使っていてもあまり劣化はしないパーツですが、マザーボードにあるCPUを取りつける部分には注意が必要です。ここには小さなピンがたくさん立っていますが、中古のマザーボードの場合、そのピンが傾いていたり、折れていることがあり得るからです。この状態でCPUを取りつけると正常に動作しない可能性があります。少し曲がっている程度なら、先の細い針などを使って自力で直すことも可能です。

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